卒業旅行→哲学へ。

2005年2月21日
ようやく生活に張りがでてきた。一週間のうち平日は朝から晩までバイトに明け暮れて、日曜は家族と過ごす。祖母と過ごす。

そんな普通の毎日が今はちょっと楽しかったりもする。唯一の休みの日曜日のために毎日バイトをがんばる。日曜日のためにバイトががんばれる。辛い事も休日とバイト代のためにがんばれる。

普通の大学生は今頃は卒業旅行とか、学生最後の休み期間をツレと遊んで過ごすのかな。けど、オレにはそんな余裕なんてない。卒業旅行だって、みんなは「学生最後の自由な時間やねんから、お金を借りてでも行くべきや!!」なんて言ってるけど。。。

オレの場合、借りるところがない。家庭の事情ってものがあり、親にもよう頼まん。借りてでもって、みんなどこから金出てくんねん。そんなもん所詮お金に余裕のあるやつの言う事やって思ってる。
てなわけで、大学の仲のいいツレ達には必死で謝り倒して旅行欠席することにした。

今のバイト代はというと、新生活への引越し資金とスーツ代に飛んで行くねんもん。仕方ないと思ってる。人は人、オレはオレ。我慢するところは我慢しないと。

ところで、お金つながりで話すと、今までオレは自分ちの貧乏さに嫌気を多少感じていた。というか、もっと直接的に言うと、他のうちの人が羨ましかった。特にお金に関して何の不自由もしてない人が羨ましかった。そいつになりたいとも思った。

でも最近、というか、去年あたりからはそんなことを考えなくなった。今では人を羨ましく思うこともないし、代わりたいとも思わなくなった。オレはオレでええんちゃうかなって思うようになった。
そう考えるようなにった背景として何かがあったわけでもないねんけど。なんでやろ。

自分に自信がついたからかっていうと、そうでもないような気がするし、もちろん実家がお金持ちになったわけでもない。

貧乏でもオレやし、金持ちでもオレかなって。不細工でもオレやし、男前でもオレ。強くても弱くてもオレはオレ。それでええかって。
オレが思うに、きっと自分を受け入れれるようになったんちゃうかな。いまさらかもしれへんけど、なんとなく自分がうっすらとわかってきたような感じはしないでもない。自分が自分でいることを納得できるというか。

オレもこんなながらも日々成長(?)というか進歩みたいなもんをしてるのかねって思う。実際のところ前進してるのか後退してるのか現時点ではわかれへんけど、ずっとその場で留まってることを考えたら、たとえ後退してるとしてもそれはそれでええと思ってる。今いる場所から絶えず動いてるねんもん。

それでええと思う。

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