いたってしたたか。

2004年8月14日
甲子園。

横浜対京都外大西。

試合前の大方の予想を裏切る投手戦。

結局、延長11回に横浜のサヨナラ勝ち。

横浜のエースの彼はいたってしたたかだった。

他のナインが笑顔で喜んでいるなか、彼は一切の笑顔を見せる事無くしたたかにベンチを去って行った。

彼が笑顔を見せなかったのは疲れのせいなのかもしれないが、オレはそうは思わなかった。

対戦相手への敬意のように思えてしかたがなかった。

精一杯の敬意、彼なりの敬意の表し方。だと。

真のエースというものを見たような気がした。

もちろん笑顔を見せるのは悪い事ではない。

喜びを身体全体を使って表現するところが高校野球のいい所でもある。

ただ、他の選手とはちょっと違うというか、どこか大人びているところが真のエースだと感じさせたのかもしれない。ポーカーフェイスというか。表面は冷めているといか。

ナイスゲームにココロ踊った。

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